静岡高教組の教育研究ブログです
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「高校入試110番」
 

公立高校の合格発表翌日の16日、高教組は例年行っている「入試110番」を実施しました。当日は朝から14件の相談・意見等の電話がありましたが、公立の再募集に関して私学の合格を辞退しないと受験できないことについての批判が数多く寄せられました。



「110番」が設置された高教組本部

| 学校制度 | 18:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
大学入試に関する高校・大学の交流会
  7月2日、愛知県教育会館において、中部・東海ブロックの高校教員と大学との交流会を行ないました。この交流会は、今回で30回目を迎えましたが、全国的には唯一の取り組みとして各方面から注目されています。これまで、入試問題の分析をもとに、高校教育・大学教育の連携のあり方や高校生・大学生の実態なども話題にして論議してきました。
 今回は、高校側からは、センター試験・推薦・AO入試がいかに高校教育を歪めているかを指摘し、入試の「選抜機能ではなく教育機能に着目すべきである」との提案をおこないました。
 大学側からは、入試改革の状況などについて報告がありました。
 <高校側参加者>
愛知高教組、岐阜県教組高校協議会、静岡高教組、名古屋市立高教組、三重県教組県立学校支部協議会、長野高教組、福井高教組、富山高教組
<大学側参加者>
福井大学、金沢大学、静岡大学、浜松医科大学、岐阜大学、岐阜薬科大学、三重大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、愛知教育大学



☆ 主催者を代表して挨拶する、河野・名古屋市立高教組委員長(中央)と高校側の参加者(右側)



☆ 大学側を代表して挨拶する、杉山・名古屋大学副総長(中央)



☆ 高校側(手前)お大学側(奥)



☆ 「学力と大学入試をめぐる課題と提案」をおこなう、谷口典雄・中部・東海ブロック大学入試検討委員会座長(福井高教組)



☆ 静岡大学はアンケートを元に学生の状況を報告
| 学校制度 | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
高校入試110番ーー明日、開設
 本日、静岡県の公立高校入試合格発表が行われました。

今年も「高校入試110番」を開設します。

入試制度、公立・私立間の問題、中高の対応などについて
ご意見・ご質問があればどんなことでもお寄せください。

相談内容についてはまとめて、
後日、県教育委員会等に改善を申し入れます。

電話番号(代表) 054−254−7430

時 間 : 10:00〜16:00

場 所 : 高教組本部

主 催 : 静岡高教組、全教静岡









| 学校制度 | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
小学校での英語教育についてーー10月4日学習会ご案内
「英語専門の先生が教えるのではなくて、
              担任が英語を教えるんだって!?」
「それじゃあ、先生も子どもたちも大変だよ!!」

そうなんです。
  一体どういうことになるのでしょう??
        一緒に学び話し合いませんか?


| 学校制度 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
土肥信雄先生の講演を聴きました
 

 土肥信雄(どひ・のぶお)元都立三鷹高校長の講演会「学校から言論の自由がなくなる」が17日に教育会館で開かれました。


 ざっくばらんな感じの先生で、スレンダーながら体育会系の熱血教師、という感じの先生です。たぶん授業のときのように演壇(教壇)から降りて、マイクなしで歩き回り、聴衆から意見を求めながら講演されました。緩急のある、飽きさせない話し方で、さすがと思いました。


 土肥氏は意見を言うのは自由だ、という信念を持っています。その信念をねじまげられるようなことが起き、さすがに「仏の顔(の先生)も三度」ということで、現場の言論統制にまっしぐらに進む都の教育行政に「NO!」をつきつけたのでしょう。


 さて、お話の内容ですが、お話そのままではなく、記憶をたどった記述なので、その点はご了承ください。


 1998年に東京都は職員会議を補助機関化しました。それまで学校の最高議決機関は職員会議でしたが、決定権は校長に、ということになりました。これまで都教委が学校の「正常化」として謀ってきた最大の課題が「解決」し、校長のリーダーシップ(権限と責任の強化)が確立した・・・というわけです。これで充分だったと土肥氏は言います。


 ところが2006年にさらに「挙手や採決などの方法で教職員の意思を確認してはいけない」という通知を都教委が出します。これを名づけていわば「平成挙手・採決の禁」とでもいうのでしょうか。じっさいに教職員が校長の言うことを聞かないので困っているわけでもなく、校長会が要求したわけでもないのに、「死体」に鞭打つがごとく、徹底して教職員の「口」をふさごうとしました。


 なぜそんなことを、と土肥氏は言います。都教委は最終的には職員会議そのものをなくすことを謀っているようですが、教職員から意見を言う場を奪い、その言論を封殺することで校長がリーダーシップを発揮できるはずがありません。リーダーシップを発揮するためには充分なフォロアーシップが必要です。


 都教委は校長のリーダーシップの確立をいいながら、都教委からの上意下達「指導」の徹底をはかっていると土肥氏は看破します。都教委による校長のロボット化です。都教委が通知した「平成挙手・採決の禁」を、土肥校長はきちんと職場で実施しました。しかし、意見としてその不当性を都教委に訴えました。職務としてやることはきちんとやる。が、不当なことは不当だと意見表明したわけです。それに対して都教委の反応は無視あるいは法的な脅し、さらにはいやがらせ・見せしめという手段をとって、さまざまな形で土肥氏の口をふさごうと謀りました。


 現場では喧々囂々(けんけんごうごう)の議論を戦わせたほうがよりよい結論と決意とにつながってゆきます。それが民主主義というものでしょう。反対者や意見の合わない者の口をふさぐとか「採決なし」など、民主主義の根幹を知らない者の発想だ、と土肥氏から言われると、静岡県の公立学校ではすでにとっくに職員会議に採決などがありませんから、われわれは民主主義を基から知らないのかもしれない、という不安にかられました。教師が真の民主主義を知らないのだから、生徒に民主主義を教えようもないのかもしれない、などと。


 とはいえ、たとえ採決なしの職員会議であっても、ベテラン教員も新人もそれぞれ率直に互いの教育論を戦わせる、これが職員会議の醍醐味でしょう。若い教員は現場での教育実践とともに、そのような教育討論を通じて自己(の教師としての)形成をはかってきました。ベテラン教員と語り合う教育論にどれほど啓発されてきたことか。また若い教員は若い教員なりの新鮮でエネルギッシュな教育論があり、ベテランにはベテランなりの経験と実績があり、互いに触発されながらよりよい教育をめざしてきた、というのが実情でしょう。教える者の最大の仕事は学ぶことだ、と聞いたことがあります。


 さて土肥氏は都教委の言論統制を3つに分けます。自分(校長)に対する言論統制、教職員に対する言論統制、そして生徒に対する言論統制です。


 ある校長会で都教委がある学校の文化祭の展示物(これは生徒の意見表明の一部です)に対して内容が偏っていると一都民が言っているので「充分注意していただきたい」と発言したそうです。そしてこの「注意していただきたい」というのは、暗にその展示物をはずせという「指導」であり、「脅し」でした。その「注意」に対して挙手をして発言したのは土肥氏のみでした、「それは検閲に当たりませんか」。都教委は一都民の声だけで生徒の意見表明を封殺しようとしたわけです。もちろん間違った意見や人を傷つけるような意見は許されません。しかしさまざまな意見が現実にあるなかで、その一つを表明することさえ許されないとしたらおそるべき言論弾圧でしょう。こうした不当な言論弾圧に対して、学校の「最高権力者」である校長でさえ「それはおかしいのではないか」という声を挙げることが現実にはなかなかできない、そういう怖ろしい風潮が生まれているそうです。


 さらにこの風潮を強めているのが都の職制と業績評価(教職員評価制度)です。都の職制とは統括校長─校長─副校長─主幹教諭─主任教諭─教諭というヒエラルキーのことです。かつての教員組織は校長─教頭─教諭でしたが、現在はさらに組織が細かく分断されて、ものが言いにくくなっています。さらにそこへ業績評価が加わり、賃金と昇進とを「人質」にされて、教員がロボット化されつつあります。


 静岡県でも今年新しい職制と教職員評価制度とが本格導入されました。


 土肥氏は今年の3月で退職。4月から非常勤の教員として現場にもどろうとしたところ、都教委から不合格処分を受けました。これは都教委からの報復措置であり他の現役校長へのみせしめでした。このようにして現場の校長の口をふさぐのです。


 土肥氏は裁判を起こしました。これは裁判という形で「公開討論」の場を設定しようとした由。閉鎖的に陰湿に「報復」などせず、じぶんが正しいと思えば公の場で正々堂々と意見表明し討論しましょうというのが土肥氏の考え方です。


 土肥さんは離任式のときに卒業生全クラスから色紙をもらったそうです。氏を応援する「卒業証書」も。土肥さんにはなによりの励ましになったことでしょう。いま都を相手に裁判を起こしていますが、支援する会の代表も卒業生だそうです。教師にとって何よりも力強く、何よりもありがたいのは卒業生たちの応援かもしれません。がんばれ!土肥先生!思わずそう叫びたくなります。


 講演会は3時30分ごろ終了しましたが、夜の交流会(二次会)が終了するまでおつきあいいただきました。たいへん気さくで情熱的な先生でした。




| 学校制度 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
土肥信雄先生の講演会がひらかれます
 前都立三鷹高校長の土肥信雄先生の講演会が8月17日の午後1時から、静岡市の「県教育会館」4階大会議室でひらかれます。
JUGEMテーマ:学問・学校
| 学校制度 | 14:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
大学入試シンポ(ご案内)
大学入試シンポジウム
大学入試と高校生の学力形成を考える


中部・東海ブロック大学入試検討委員会は、1979年の共通一次試験導入以来、大学入試についての問題点を検討してきました。そして『大学入試問題の分析・批判』冊子作成、大学との交流、大学入試シンポジウムなどを行ってきました。長年に亘るこれらのとりくみによって確実に大学入試問題は改善され、大学と高校の相互理解・交流も深まっています。

 しかし大学入試をめぐっては、問題は本質的には解決されないままに、次々と新たな問題が生じてきています。昨年に引き続き「大学入試と高校生の学力形成を考える」をテーマに、2008年度大学入試シンポジウムを別紙のとおり開催することになりました。一人でも多くの人に集まって頂き、議論を深めることが出来たらと願っております。高校入試・年度末業務でいつにも増して忙しい時期ですがご都合つけてご参加下さい。

 なお、このシンポジウムは平成20年度文部科学省科学研究費補助金(基礎研究(C)課題番号:19530744)を受けての企画です。 


日 時:2009年3月14日(土)13:30〜16:30
会 場:静岡労政会館 〒420-0851 静岡市葵区黒金町5-1
パネリスト
 1.私たちの議論から(基調提案)
   大学入試問題検討委員会座長(福井県立高校教諭) 谷口 典雄                                      

2.大学へ入ってくる学生に望む“知”と現実(仮題)
   埼玉大学経済学部教授  岡部 恒治
『分数ができない大学生』(西村和雄・戸瀬信之と共編著)は有名。
その他『マンガ幾何入門―頭脳が楽しく鍛えられる』
       (講談社ブルーバックス)等、入門書的な著書も多い。

 
3.静岡大学の入試戦略と学生像(仮題)
   静岡大学全学入試センター長  教 授    寺下  榮 
旺文社から河合塾を経て、2003年より静岡大学全学入試センター教授。2004年からは全学入試センター長

司  会  高大接続委員会委員(富山県立高校教諭)   加藤 栄一
               

主催:高大接続研究委員会
   中部・東海ブロック大学入試検討委員会
連絡先 国枝幸徳(検討委員会事務局)
      daigakunyuusi06@yahoo.co.jp.
    静岡高教組 TEL 054-254-6900    
    s-koukyouso@ny.tokai.or.jp



    


JUGEMテーマ:学問・学校


| 学校制度 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「新たな職」設置、「勤務時間短縮」について
副校長/主幹教諭 NO
勤務時間短縮 OK!

1月14 日の人事委員会勧告を受けて、19 日、教育次長との団体交渉を行いました。高教組からは17人が参加しました。教育次長からの提案は「新たな職の設置について」および「勤務時間の改正について」の2点でした。

改悪・教育基本法の具体化
  →学校教育法「改正」
    →新しい職の設置

■<県>学校教育法の改正を受けて、平成21年度から県立学校に「副校長」の職を設ける。「副校長」には、教頭2人の場合は総括教頭を充て、教頭1人の場合はその人を充てる。職務は、校長を助け、命を受けて公務の一部を自らの権限で処理する。給与は、教頭と同じ(3級)とする。諸手当は他の職員との均衡を考慮して措置する。
■小・中学校の「主幹教諭」は、現行の3級(教頭)と2級(教諭)の間に新たに特2級を新設する。人件費は、国が1/3を負担し、2/3は県民に負担をお願いする。
■教頭は、平成21年度については、今までと同様に授業を持つことができる。「主幹教諭」の高校への導入はその是非を検討していく段階である。

 あのわがままな安倍晋三氏が政権を放り出す前に、強行採決までして成立させた教育基本法「改正」が、いまその害毒を流し始めています。

「勤務時間の改正」について
■国・他県・他部局との均衡の観点から、平成21年10月から、1日7時間45分で検討する。しかし、教育職員については児童生徒・保護者への影響を鑑み、平成22年4月からとしたい。
□勤務時間を実際に短縮するためには、人を増やし、仕事を減らすしかありません。そうしなければ、絵に描いた餅になってしまいます。

◇1月21日、県教委への高教組回答
1.「新たな職の設置について」は断固拒否する。小中学校における「主幹教諭」の導入も含めて、強く反対する。私たちが、学校現場に求めているのは、児童・生徒に直接かかわる正規教職員である。

2.「勤務時間の改正について」は受け入れる。ただし、国・他県の動向に合わせて、早急に条件整備をすすめるよう要求する。なお、職場状況を調査しつつ、組合からの要求・意見も十分反映するよう強く求める。
| 学校制度 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
「理想の学校教育具現化委員会・提言」に対する意見
            
教職員が子どもと向き合う時間を確保するためには

高教組は県教育委員会にたいして、「理想の学校教育具現化委員会・提言」について以下のような意見書を提出しました。

 この度の「理想の学校教育具現化委員会」の提言施策(案)の中には現場教職員が求める大きな改善策もありますが、却って「改悪」と思えるものもかなりあります。危惧することは、政府が打ち出している「公教育のスリム化・民間活用化」、改訂教育基本法に盛り込まれた「教育の国家統制強化」が進められることです。「公教育のスリム化・国家統制強化」では提言5ページの「目指すべき学校教育」は実現できません。また、教職員が子どもと向き合う時間の確保のためには何よりも正規教員定数増・授業持ち時間減などの仕事量削減が必要です。財政措置を国に要望しつつも、静岡県単独教育予算を増額し、速やかに施策を実施することを強く望みます。

教育の目的について
「有徳の人」という言葉は唐突に盛り込まれた感を否めない。教育の目的の「国家、社会の一員として、よりよい社会づくりに参画する人」は愛国心教育・道徳教育を強制する「改訂教育基本法」の国家主義の色彩が強い。「平和的で民主的な国家及び社会の形成者」と改めることを望む。

速やかな実施を望む施策(案)−−高校関係の施策が少ないので以下の点については必ず実施することを望む
 
優先順位1 静岡式30人学級編成の導入
30人以下学級を提言したことは大いに評価できる。40人未満の単学級でも「20人未満学級を作らない」との条件に固執することなく少人数学級を進めることを望む。高校でも困難校から実施することを要求する。

優先順位2 学校図書館の充実 すべての小・中・高・特別支援学校に司書を配置 
専門・専任司書がフルタイムで配置されている学校は公立高校の場合極めて少なく、さまざまな雇用形態の人がパートで配置されている状況である。そのため図書館が十分その役割を果たしていない。図書館を学校文化の中心に据えて活用することは学力向の上にも必要である。専門・専任司書のフルタイムでの配置を望む。

優先順位3 特別支援学校の指導の充実   
狭隘化の解消、PT,OT,ST等の外部専門家派遣について
○知的障害の特別支援学校に限らず学校規模の適正化を図り、過大・過密・狭隘化の解消が緊急に必要な特別支援学校への速やかな対応を望む。新規の学校建設が必要である。 ●全ての特別支援学校にPT,OT,ST等の外部専門家派遣は、「定数くずし」にならないように望む。
【 ○印は県が既に実施している施策 ●印は新規施策(案)下記の印も同じ 】 

優先順位4 養護教諭の複数配置規準の引き下げ
高校の複数配置規準を801→720人に引き下げることは来年度から実施を望む。720人に満たなくても複数配置が必要な学校もある。状況に応じた複数配置を望む。また、夜間定時制への養護教諭配置は緊急に必要である。(現在の非常勤は勤務時間が短すぎるし、時間単価が安すぎる。)

優先順位5 合同部活動の推進、部活動外部指導者の活用、部活動手当の見直し 
部活動は原則として社会教育に移行すべきと考える。教員が勤務時間外・休日の部活動に縛られ、教材研究さえもままならない状況を速やかに改善することを望む。
現時点では○合同部活動体制の整備 ●外部指導者の人材登録HP公開 ○外部指導者派遣・養成講習会開催は必要であるが、様々な問題が伴うことが予想される。実績を上げることを目的としないこと、過度な競争を廃し、教育的な視点で対応することが必要である。部活動手当が一定程度改善されたことは歓迎する。更なる改善を望む。

実施に強く反対する施策(案)

組織マネジメントの強化による生産性の向上●主幹教諭の配置(非常勤講師の配置)●教頭を補助する非常勤講師の配置必要なのは事務処理をする中間管理職ではなく、生徒と関わる正規教員の定数増である。また、授業をしない「管理職」は「児童生徒の学習指導及び教員の指導」力を低下させる。学校全体の教育力の低下となる。

教授法を習得する機会の拡充 ○アドバイザリーティーチャー(AT)指名、授業軽減非常勤講師配置
アドバイザリーティーチャー制度は既に実施されており、早くも「指導助言対象者」からもATからも疑問・批判の声が上がっている。校種や生徒の状況が大きく異なっていたり、教科科目の専門外であったり、広範囲の移動と多くの自習を伴うなど、一律強制実施には無理がある。弊害の方が大きい。時間・労力・4.7億円の大いなる無駄である。即時中止を望む。

生徒指導主事の授業時間の確保
○「授業軽減分の非常勤講師を配置」することよりも、定数内講師や種々の非常勤講師を1人分にまとめて正規教員をきちんと配置することを強く望む。学校によっては、確かに生徒指導の負担は大きいが、担任も同じかそれ以上に大きな負担を抱えている。生徒指導は一部の教員が行っているわけではない。必要なのは全ての教職員が「子どもと向き合う」ことができる時間と心のゆとりを作ることである。また生徒指導主事の特別扱いは中間管理職化にもつながることであり反対である。

民間委託化
人件費削減、教育予算削減を目的として行うことは絶対に認められない。人員削減をしないで、一部業務を委託することは負担軽減になるが、現在の人員を削減すれば却って負担増となる。技能員の民間委託化が進められているが、多くの問題点が指摘されている。また、PFI方式の学校では様々な問題が生じている。これ以上進めるべきではない。

これらの施策を実現するために教育予算の増額を要求します。提言にも書かれているように「教育は未来への投資」です。
| 学校制度 | 23:36 | comments(2) | trackbacks(1) |
「天竜林業高校事件」を2度と繰り返さないために
「ダメなものはダメ」と正論を言える自由な職場に

<この事件の背景にあるものは??>
この事件の背景には、外部からの不当な圧力、「有力者」との歪んだ結びつき、上意下達の構造と体質があるものと考えます。教育基本法の改悪・学校教育法改定、学習指導要領改定など、国と教育行政による教育の管理統制強化が学校現場にジワジワと影響を及ぼしています。また、巧妙な人事管理が「ものを言えない人間」をつくりだし、さらに「教職員評価制度」と「教員免許更新制度」で、ますます「逆らえなく」なります。そして次々と襲ってくる「仕事津波」。教職員はバラバラにされ、相談しあったり助け合ったりする同僚性・協働性が弱まり、職場は風通しの悪い状況になっていきます。

<高教組は以下のことを強く求め、取り組みます>
1.真相を徹底的に解明すること
2.二度とこのようなことが繰り返されないように改善策を講じること
具体的には
ヾ浜職登用制度を透明・公正なものにすること
◆峩疑Π評価制度」の本格実施をおこなわないこと
「教員免許更新制」を凍結すること
ざ疑Π定数を増やし採用制度を改善すること
3.教師の自由な裁量による教育に不当な圧力を加える口実にしないこと

<「ダメなものはダメ」とはっきり言おう!ーだから労働組合が必要なのです>

 管理職も教職員も、一人ひとりが不正を許さない気概と勇気を持つことがまず大切です。そして「ダメなものはダメ」と正論を言える自由な職場をつくることが必要です。職場の信頼関係を築き、同僚性を高め、自由な発言が保障され活発な話し合いが行われる民主的な職場を作り、不正を許さない自浄能力のある学校を作ることが、学校への信頼回復に必要なことなのです。

「教職員評価制度」や「教員免許更新制」は教職員を萎縮させ不当な圧力や不正への抵抗力を弱めます。しかし管理職への不信感は強く「人間性を疑わざるを得ない校長もいる」「何をどのように評価されて現在の地位に昇ったのか分からないような管理職から評価されるのはゴメンだ」との声が上がっています。「教職員評価」が賃金・処遇に結びつけば腐敗の温床ともなる危険性は大です。

 折しも汚染米、各種食品の偽装が内部告発によって次々と発覚しています。もっと早く、不正に気づいた人が明らかにしていたら、被害を最小限に押さえることができたことでしょう。

「調査書改ざん」についても、校内の誰かが「それはできない。ダメだ。」と声に出していれば、そして誰かに相談してみんなで話し合っていれば、このようなことにはならなかったでしょう。「子どものために、学校のために」よかれと思ってやったことが、結果的には子どもと学校に取り返しのつかない傷を残してしまいました。

このようなときこそ、共に力を合わせ、権力・不正に対峙する労働組合が必要なのです。自分自身を守るため、子どもたちと教育を守るため、高教組への加入を声を大にして訴えます。
JUGEMテーマ:学問・学校


| 学校制度 | 15:45 | comments(2) | trackbacks(1) |
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